私の英語学習遍歴②
大学に入ってからは専攻していた外国語を主に、英語も第二外国語的なスタンスで学んでいました。
どちらの言語もテストではそれなりに高得点が取れるのですが、大学を卒業する時、どちらの言語も会話ができるレベルではありませんでした。
私はそれを「留学しなかったせい」と思っていましたが、実際はそのせいじゃないと思います。
ちなみに、大学3年生のときに3週間カナダのトロントにホームステイして語学学校に通っていました。
その時も自分の思うことがうまく表現できないことが恥ずかしくて、ホストファミリーとはあんまりコミュニケーションをとらず、
自分の部屋に籠っているか向こうでできた友達と遊んで帰ってくることが多かったです。
向こうでできた友達は私と同様に英語がうまくなかったから恥ずかしいとは思わなかった。
でも私より英語が上手い人の前では引け目を感じていたなぁ。
結局3週間のカナダライフはろくな英語を話すことなく終わりを告げました。
この経験を経て、今になって思うこと。
それは、私が英語を話せるようにならなかったのは恥をかく覚悟ができてなかったからだ、ということです。
間違ってもいいからとにかく口から出す、試しに言ってみるというトライアンドエラーの姿勢が足りませんでした。
どんなにお金を積んで上等な英語教育を受けるよりも恥をかく覚悟のほうがよっぽど大切だと思います。
言語学習では最初から上手に話せる人なんていないので恥をかくのは必須。
それが乗り越えられなかったら上達なんてするわけないなーと今思います。
そして33歳の今、恥をかく覚悟が若い頃に比べればできるようになりました。
ただ、あの頃ほどの熱心さと吸収力がないので、結局英語は話せるようになってないんですけど…