きなこあんこのくらしのまわり

1984年生まれ、シングル女性の暮らしの発見と情報を綴ります

ベジタリアンをしてました。そしてやめました③

ベジタリアン歴1年10ヶ月なんて、そんなに長い方ではないんだろうけど、

最初の数ヶ月で挫折する人が多い中でそこまで続いたのはまぁ、なかなかだと自画自賛します。

やめた理由も、肉が食べたいとかケーキが食べたいとかではなく、体調の異変を感じてやめたので、

ある意味やりきった感はあるし、続けなくてよかったです。

 

ベジタリアンをしている間は、もう植物性のものさえあれば人間は生きていかれて、動物性のものは毒くらいに思ってました。

なので、外食で肉なんて食べた夜は自分の体の中が汚染されたような気がして、

切り干し大根の戻し汁飲んだり(マクロビの先生がよいと毒素排出によいと言っていた)、大根おろしの絞り汁飲んだり(飲んだ後は大抵気持ち悪くなってた)してました。

ベジタリアンな食生活が絶対で、もうまるで宗教のように信じてました。

動物性のものを敵視して攻撃的になってました。

ベジタリアンいいよって人に勧めちゃったりしてたけど、勧められた人は「こいつヤバイよーー」って思っていたに違いない。

 

今思い返せば自分でも怖いほどベジタリアンにはまっていた訳ですが、あそこまでそのスタイルを固辞していたのは

ストレスフルな人生から自分を守る方法として、何かを徹底的に排除・否定して、自分の信じるものを貫きたかったのだと思います。

私の場合、それが動物性食品の排除でした。

何かを守りきることにすがっていたのだと思います。

もう一回言いますが、まさに宗教です。

 

なので、考えようによってははまったのが、自分で勝手に実践できるベジタリアンでよかった。

これが変な新興宗教だったらと思うとゾッとします。

 

次の投稿では、ベジタリアンをやめるきっかけについて書く予定です。